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【感想】真庭語 初代真庭蝙蝠 初代真庭喰鮫 初代真庭蝶々 初代真庭白鷺

真庭語 (講談社BOX)真庭語 (講談社BOX)
(2008/12/02)
西尾 維新

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アニメ化も決定した、刀語シリーズのスピンオフ。
最期の真庭忍軍ではなく、初代の頭領制度が出来る少し前のお話。
ちょっと遅くなりましたが、読了いたしました。

よく考えたら10月頭以来の新刊ですね。
久しぶりの新作、存分に堪能しましたー。
続きに感想です。(ネタばれあり)


冥土の蝙蝠。
鎖縛の喰鮫。
無重の蝶々。
逆さ喋りの白鷺。

今回はかませ犬たちの物語ではなく、

無類の蝙蝠。
涙の喰鮫。
不遇の蝶々。
長槍の白鷺。

戦乱の世を輝いた主役たちの物語です。



◆初代真庭蝙蝠
彼の話は、パンドラVol.1 SIDE-Bで一度読んだので、
既にトリックを知っているという低で楽しませてもらいました。
当時は驚きのミステリというジャンルに大変驚かされましたが、
2度目の今回は狼狽せずに純粋なミステリとして楽しませていただきました。
やっぱ驚くのは蝙蝠との差ですよねぇ。
200年後の蝙蝠は堕ちるところまで堕ちたというか・・・。
初代はこんなにも無欲に無心に無償の愛を里に注いでいたのに。
でも200年後の蝙蝠と比べなくても、初代はかっこいいですよね!
松蝉を殺した後、そっと狂犬に意志を告げる蝙蝠には身悶えました。


◆初代真庭喰鮫
初代たちは、200年後とは真逆で描かれているということが、
彼女の話でわかるわけですが、それにしても違いすぎる。
闘うことに喜びを覚え、殺すことに快楽を感じる200年後とは違い、
闘うことを嫌悪し、ただただ聖者であろうとした初代には、
初めは感動しましたが、彼女の殺しの定義に、あ・・やっぱり喰鮫か・・・と思いましたw
狂犬と話しているときは、もっと清楚な感じを予想してました・・・。
忍法「渦刀」も長い時を経て、そのまんまの武器になりましたが、
初代はやっぱ桁が違いますねぇ・・・これで彼女が聖者であるために、
戦いを忌避する性分じゃなかったらと思うと、ゾッとしないです。


◆初代真庭蝶々
これまた真逆・・・200年後はとっても小さくなっている蝶々ですが、
初代はこんなに大きかったのですねぇー、本当に不遇です。
この話では蝶々のきっかけ的なものが話ウェイトを占めていて、
狂犬や一根の方に目がいきがちでしたね。
それにしても、狂犬はこの頃から仲間想いなのは変わっていないですね。
そして、まさかの一根の登場です。デカイといえば鑢家の血というのを忘れてました。
今回の単行本中ほとんど唯一の戦闘シーンがあるのはこの話だけです。
(ちなみに喰鮫のは、あれは戦闘シーンではなく戦闘マシーンです)
西尾先生の描く独特な戦闘シーンと、予想外の戦い方にはいつもゾクゾクしてます。
かくして一根の影響を受けて、蝶々は修行に勤しむわけですが、初代蝶々は、
後の世で、彼の子孫に「無駄なことを」といわれるとは夢にも思ってないでしょう。


◆初代真庭白鷺。
よかった。これは白鷺だ。そう、この喋りですよこの喋り。
本編2話では、開始数分で退場宣告された
200年後の白鷺の逆さ喋りを楽しみにページをめくりましたが、
これはこれで度肝を抜かれました・・・狂犬の気持ちがよく分かります。
最初はこの掛け合いは、今回のギャグ担当だなーと思いましたが、
志剣・・・試験が始まってからは、ずっと固唾を呑む感じでしたね。
しかしどういうトリックだったのでしょうか・・・考えるだけ無駄ですかね・・・・。
そうして腹いせに湯のみを叩き割る行為に、200年後の狂犬を感じつつ。
『逆鱗探し』がどんな忍法なのかも判明することもなく、全てが謎に終わりました。
200年後に、「この喋り方が『逆鱗探し』に密接に関係する」といわれていたのも、
西尾先生の適当ではなかったのかもしれないな、と思いました。
要はこの喋り方によって、相手の神経を逆撫でして、逆鱗に触れる・・・と。
ま、あくまで推測、今となってはもう語られることもないでしょうけれど。


そして、初代ならぬ、
真庭狂犬。
白鷺のところでも書きましたが、
200年後の彼女とは全然性格の違う彼女。
まぁ200年もあれば人は変わるのかな・・・って
200年生きた知り合いがいないから実のところは分からないですけど。
やっぱり観察者としてもポジションを奪われたことが大きいのかな、と。
だとすると、今後彼女メインの話なんかも期待しちゃいたいですね。


さて、そんなところで。
あとがきで、もしかしたら続きが出るかも・・・ということだったので、
次の4人(狂犬と鳳凰はトリとすると、2人は川獺と鴛鴦ですかねー)が出るのを
また刀語を読みながら楽しみに待ちたいとおもいます。

| 刀語シリーズ | 20:13 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

先日は回答有難うございました*_
自分、真庭とぶそきぼをアマゾンで注文しているのですが
まだ、ぶそきぼは予約注文受付中となっているようですね・・・
6日に出るとしたら、真庭を読むのが遅くなりそうです 苦笑

蝙蝠以外は、書き下ろしなので今から楽しみにしておりますv

では、失礼いたします*_

| 天吹戒 | 2008/12/04 14:37 | URL | ≫ EDIT

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

| | 2008/12/20 08:04 | |

都合により、2008年12月03日(水)20:25に頂いたコメントは削除しました。コメントをくださった方、申し訳ありません。

| 管理人 | 2008/12/20 21:28 | URL |

初代はみんなキャラが良かったですね。初代真庭鳳凰は西東天みたいな感じでしたね。


私は初代真庭白鷺が好きです。狂犬に定石覚えて弱くなると言う話を持ち出したり、賽子の出目を当てたりするのを見てもしかして、四季崎みたく予知能力を持っているのか、もしくは鷹比等のような天才性があるかと思いました。

| 零崎零識 | 2011/03/23 01:17 | URL |

Re: タイトルなし

> 零崎零識様
ただ、最悪な感じではないんですよね。
でも、右腕のこともありますし、色々謎の多い人物です。
初代白鷺は西尾作品を知らない友人に読ませるのによく使います。
個人的には忍法は二の次です。

| 管理人 | 2011/03/25 22:14 | URL |















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