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【感想】鬼物語

こんな時間ですけど読み終わりましたー。
平日でこの時間まで起きてるとか久しぶり・・・。
明日起きれるかしら。

感想はなので明日ゆっくり書くことにします。
りすかが載ってるか否かでファウストも買わなきゃなので、
もしかしたらゆっくりできないかもですが・・・。

なので一応今のうちに箇条書きで簡単な感想を書いておきます。

追記 同日20:31
だがしかーし!けっきょくファウストにりすかは載ってないようで、
こうして安心して感想を書くことができました。
いつもどおりネタバレたくさんなのでご注意を。
それでは続きに感想です。


化物語(上)に収録されているひたぎクラブ。
それが最初に発表されたのは2006年のメフィスト9月号。
まあメフィストの発売日は号表記より1ヶ月前なのですけれど、
ともあれ第十一弾『鬼物語』は、この世界観が開いてから5年目の作品になります。
戯言シリーズは人間シリーズが続いているとはいえ、それを別作品とみなせば、
物語シリーズは定期的に刊行される西尾作品の中じゃ一番長い作品ということになります。
むふー。感慨深い。

そんな中でも鬼物語は、時系列的には物語の一番最初。
主人公阿良々木暦が長い長い怪異譚に巻き込まれる直接の原因となった女性。
鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼。
旧キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード。
忍野忍。
彼女のお話・・・ではなく!
迷子の少女、八九寺真宵の物語に決着をつけるお話。

あー。
まあ予想の一つには入ってましたよ。
傾物語がああだった以上、真宵の出番が・・・なんて思ったものですから。
でも前回、囮物語のあとがきでああ予告されてしまったものだから、
あ・・・れ・・・・・・?でもまあ、西尾先生が言うならそうなんだろうな、
なんて典型的な騙され読者の思考をしてしまった私が間違っていた・・・んですね。

ざっくりストーリーを二分化すると、忍野忍の過去と八九寺真宵の現在の話。
前回・・・時系列的に前回は、忍野忍の現在と八九寺真宵の過去だったので、
傾物語と鬼物語はちょうど対になっているストーリーですね。
共通点は多けれど、根本的な部分、テーマ的にも見比べられて面白いです。
共通点といえば、まずは暦の語り部でしょうか。
もう偽物語あたりから暦がしゃべる=メタネタの宝庫という方程式ができあがったので、
今回もどうなることやら色々不安な部分はありましたけれど、
前回囮物語であれだけのストーリーをかいておきながら、それすらもネタにする。
いやあ・・・私が前回アレを読んでどれだけ落ち込んだことか・・・。
しばらくまともに思考を働かせられなかったというのにこの男は・・・。
でも、例えば前に八九寺を助けることができ、二十一歳の彼女と接するときも、
きっと今と変わらずの阿良々木暦で居続けることができるであろうことは、
想像にかたくないですから、だからこそ彼女たちは安心して彼のそばにいれるのでしょうね。

さて、時系列順に数えると、吸血鬼、障り猫、ブラック羽川、重し蟹、迷い牛、
レイニー・デヴィル、蛇切縄、囲い火蜂、しでの鳥、苛虎、憑喪神、キョンシー、
悪魔様、クチナワ。
それぞれの巻のそれぞれの怪異が、それぞれの思惑をもって登場してきましたが、
今回ついにそれがありませんでした。
登場したのは、『くらやみ』。怪異ではない何か。
その役割は、物語そのものを食いつぶすほどの理不尽なそれで。
だから今まででもいつだってそこにあったかもしれない存在を思うと、ぞっとします。
例えば、傷物語。
あのとき、暦は人の生き血を吸うこと無く、究極のバッドエンドを迎えました。
理由は吸血鬼ならば当たり前の行為である『食事』を拒んだから。
食べ物を食べないことがそのまま、吸血鬼の離反行為であるかはわかりませんが、
あのまま、あのままだったのならば、きっと『くらやみ』は暦の元に現れていたでしょうし。
例えば阿良々木月火。彼女に取り憑く、彼女自身がしでの鳥という、
人間に擬態する怪異で、誰に気づかれることなく生涯を終え、
その次の生命の座る場を横取りしにいくのでしょうけれど、
今月火がやっている正義の味方ごっこ。
これがいずれ、彼女に彼女の本質を気づかせてしまうのならば。
この『くらやみ』は擬態を担うしでの鳥のこの行為を見逃すのか、分かったものではない。
まあストーリー展開的に、今後出しても面白くはないでしょうけれど、
そういうことも念頭においてこれからも読んでいきたいですね。

えっと。なんだろうね。この節操なしな男は。
幼女と童女と少女にキスをする男子高校生。
その前に女子中学生二人と女子高生にも手を出してますからね。
あ、いや、最後はいいんですけどw
高校生が幼女に口を出すとか・・・っていうとなんか意味合いが違うので、
普通に手を出すと言ったほうがいいか、そんな作品過去をさかのぼってもそうないですよ。
セキレイの草野くらいしか思い浮かばない。
でも、最後のちゅーだけはね。感動しました。
本当に短いページ数で泣かされましたよ。

「話しかけないでください。あなたのことが嫌いです」

これは八九寺真宵が阿良々木暦に始めて放った言葉ですが、
まよいマイマイの最後では、「話しかけてくださいね」で締められ。
そして最後の最期。

「大好きでしたよ、阿良々木さん」

・・・・・・・・・。これが泣かずにいられようか。

今回もまた、ラストは忍野扇の締め。
一体何者なのか。怪異か。人間か。それ以外の『何か』か。
阿良々木暦を出合い頭に殴ったという彼女。
あくまでも薄っぺらく、神原駿河を崇拝視する彼。
ただでさえ狂っていた千石撫子を壊しきった彼女。
八九寺真宵は除いてもいい、と意味深なことを言う彼女。
何を考えていようと、何を企んでいようと、阿良々木暦はようやく動き出す。
十五の物語が終焉を迎えるまで、あと三ヶ月。

| 物語シリーズ | 02:23 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

いつかは来ると思っていたけどその展開は嫌だったので目を背けていたらこうも唐突に・・・この喪失感はヒトクイで姫ちゃんが亡くなった時にも味わったなぁ~サードシーズン無理やでぇ。
恋物語は多分VS撫子神の話なんだろうけど、なんかもうそれ投げっぱなしにして炎上事件やるとか八九寺取り戻すとかそっちの話に(ry

そいや時系列的に気になったので猫白読み直してたらバサ姉ラストで八九寺とまた話したいとか思っててちょい泣けてきた。

| 空 | 2011/09/29 15:22 | URL |

大好き「でしたよ」、阿良々木さん

でしたよてなんだよおおおおおおお

そんな悲しいこと言うなああああああああ

読み終わった後発狂しそうになったわ

| 名無しさん | 2011/09/30 04:25 | URL |

お久しぶりです。 

真宵にとって、迷い続けた年月を忘れさせるほどに楽しかった暦との3ヶ月。暦は彼女に対し何か出来ることは無いかと悩んでいたが、自分では気づいていないだけで。
会って色々なことを話すことで、暦は彼女を癒していた。これが分かった時に涙が出てきて

その事件から4ヵ月後。暦が真宵に4ヶ月前に言えなかった挨拶をしました。11年前から戻ってきた日に彼女から言われた言葉をこめて。
このシーンがとても印象的でした。

そして、あと3ヶ月。これは現実でも、物語の世界でもですね。


| ラミエル | 2011/09/30 13:30 | URL | ≫ EDIT

予想はしてました。
しかし、裏切ってほしかった。
きついなー。
まあ、うん、ついに最終巻
『ひたぎエンド』
いったいどんな内容になるのか。
全く予想がつきませんが、何かとんでもないことをやらかしてくれそうで楽しみです。

| なうしろ | 2011/10/01 00:50 | URL |

衝撃的でした。まさかの斧乃木主役とは。自分が死体フェチだったとは。斧乃木のポジションは神原でおKとかチラっとでも思った自分を殺したい。

そして神について色々と語られたのは神ングスーンの話への伏線かなのかと西尾さんに小一時間問い詰めたいww。伏線回収してる横から、伏線増やすなと問い詰めたいwww.

それにしても第2シーズンもあと1話、伏線放置する西尾節なのか、はたまた3部、あるいは番外編でやるのか。希望はもちろん後者だけど、西尾さんだしなあ。

|    | 2011/10/01 10:51 | URL |

Re: タイトルなし

> 空様
あ、猫白は気づかなかった・・・。
同じように花物語を見てみても、幽霊の友達の話を暦はしているんですよね。
あいつが成仏したら悲しい、嫌だなあ、と、今もなお居続けているかのような口調。
具体的に名前を出していない以上、もしかしたらその後他の幽霊と
知り合うのかもしれないですが、どちらにせよ読み手としては悲しいです。

> 名無しさん様
私は嗚咽混じりに泣きました。
感動でもなく絶望でもなく、ただ悲しいという理由で泣いたのは・・・
1年前くらいですか、そんな前でもなかった。

> ラミエル様
そっかぁ・・・あと3ヶ月なんですねえ。
楽しい時間は早く過ぎ、退屈な時間は永遠に感じるのはよくある話で、
私にとっては西尾維新の作品を読めない3ヶ月があれば確実に絶望します。
しかし彼らはどうなんでしょう・・・。楽しい3ヶ月間を過ごしてもらいたいです。

> なうしろ様
裏切るという言葉は、『良い意味で』という接頭語をつけたところで、
見た目からは悪いイメージ以外抱けない場合が多いですけれど、
同じ悪いイメージの言葉として『欺く』ことを続けてきた八九寺が、
こうして一人の男子高校生を、無数の物語シリーズ読者を、
こうして幸せにしてきたのだから、あまり言葉を侮ることはできませんね。

> 名無し様
そういえば、花物語ではあとがきで『ろうかゴッド』を書きたいとか言ってましたね。
囮物語の神様の話と、鬼物語の神の話。猫白になんかありましたっけ?
あれば確実にセカンドシーズンのメインテーマになるわけですけれど、
最後の女の子はメインヒロイン五人の中で唯一『神様』に憑かれた女の子。
どう転んでも誰かがすごいことになることが予想されますね・・・。

| 管理人 | 2011/10/01 17:38 | URL |

個人的に真宵は消えてない気がします。最後に扇が意味深なこと言ってましたから。あと臥煙伊豆湖が「元締めみたいな立場」にあるかもってことを暦が言ってましたが、となると忍野扇の上司である可能性も。「なんでも知っている」という本人の言葉が事実なら、セカンドシーズンでいろいろ暗躍している忍野扇のことも知ってるはずで、となると「1.忍野扇と臥煙伊豆湖はグル。2.忍野扇がやっていることを伊豆湖はわざと見逃している。」の2つの可能性がありますね。「臥煙伊豆湖が暦に預けた札」を撫子に食べさせたのは、伊豆湖の意志なのか、扇が勝手にやったことなのか。いずれにしてもこの2人は本当に謎ですね。

回収してない伏線が多い気が。サードシーズンでやってくれるならうれしいのですが。

| せつな | 2011/10/01 19:57 | URL | ≫ EDIT

花物語の神原との会話で、セカンドシーズンではこういうことにはならないと思い込んでいたので驚きました。
残り1冊で何か状況が変わったのか、最後に暦の言っていたように誰にも話さない状況が続いているのか…
ルール変わったなどで前者の可能性もあるかもしれませんが、後者だとしたら忍野扇については決着がつかないままセカンドシーズンが終わるのか…、残り1冊が待ち遠しいです。
猫(白)、傾、鬼と並行していろいろなことが起こっていて、時系列がよくわからなくなってきました。

| どら | 2011/10/01 21:29 | URL | ≫ EDIT

私は八九寺の最期でも「悲しいなー」と思いつつも、その離別に泣けなかったのはちょっと嫌だ。自己嫌悪を感じてます。
ただ暦の語り部だと変態よりも、メタネタに萎えて冷めた見方をしてしまうことも原因かもしれません。


炎上事件とかエピソードとか御神体とか本当にザックリでしたね、割りと楽しみにしてたのに。
扇のメメの縁者ってのも怪しいですよね?


最終巻はひたぎの語り部に期待します。彼女が読者にどのように最愛の人を語り、友人を語り、千石を語り、そして未来を語るのか、あるいは騙るのか。三ヶ月が楽しみです。

| 零崎零識 | 2011/10/02 00:55 | URL |

私の今回の一番の気になりどころはここでした。

臥煙おねーさんの言ったこのセリフ
『そんな都合のいいことばかりが、認められるわけがないだろう――略――許される嘘なんてものはないんだよ』です。

もしこのセリフが今後の話にも繋がるのなら、ひたぎエンドは円満解決なハッピーエンドではないかもしれませんね。。。。

| 赤い征伐 | 2011/10/02 06:28 | URL | ≫ EDIT

読み終わった後に囮物語とはまた違った心にぽっかりと穴が開いたような気持ちになりました。
こんな唐突に別れが来るとは予想もしていなかったので。

次の「恋物語」でいよいよ最終巻。普通ならば撫子との決着になるのでしょうが、どうなることやら。
とにかくこの3か月間は、私にとって一番長く感じることだと思います。

| 黒猫 | 2011/10/02 21:47 | URL |

Re: タイトルなし

> せつな様
花物語などである伏線が、恋物語でどう生きるかですよねぇ。
本当にまだ生きているからこそ、ああいうことをいったのかもしれないし、
たんなる自己のなぐさめだとしたらあまりに寂しすぎる・・・。
でも、もしまだいるのだとしたら、あんなことを阿良々木さんに言ってしまった
真宵の運命やいかに・・・。

> どら様
時系列をころころ変える方法はライトノベルじゃさほど珍しくもなく、
有名所だとハルヒなんかはその最たる例ですけれど、
そのシステムを一気にややこしくしてくれるのがタイムトリップもの。
でも今回は数週間前に移動したとかじゃなく、10年前に移動しただけなのに、
こうまでややこしくできるのはもう一種の才能ですね。
今度暇だったら時系列表とか作ってみます(←絶対やらないフラグ)

> 零崎零識様
素直じゃないひたぎが、果たして自分には素直になることができるのかが見モノですね。
もうこの調子じゃ、本当に卒業式の話をやるのかどうかも怪しくなってきたので、
北海道旅行編がきてももう驚かない。
「それにしても凄い戦いだったわね」みたいな感じで。
ほんと勘弁してねそれだけは。

> 赤い征伐様
嘘がストーリーに最も絡んでくる話には、決まってひたぎが絡んでますからね。
2年間己の身体の異常を隠し通し。八九寺が見えているような嘘をつく。
あまりに嘘をつくことに慣れてしまっている彼女が、
最終的にどのような末路をたどるのか。
嘘つきは泥棒の始まりなんて生ぬるい言葉で終わってくれればいいのですが。

> 黒猫様
くるぞくるぞくるぞーほらきたー!っていう風には、別れは単純ではありませんよね。
永遠に続くと思われていれば思われているほど、心に空く穴は大きいものです。
でもそれとおんなじで、くるぞくるぞくるぞーあれ!?来なかった!?
という別れではなく、継続というものを我々は幾度も味わっているわけで。
二度あることは何度でもあるをここでまた、実現してもらいたいですね。

| 管理人 | 2011/10/03 00:29 | URL |















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