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【感想】グッドルーザー球磨川 上 水槽に蠢く脳だらけ

めだかボックス外伝 グッドルーザー球磨川 小説版(上)『水槽に蠢く脳だらけ』 (JUMP j BOOKS)めだかボックス外伝 グッドルーザー球磨川 小説版(上)『水槽に蠢く脳だらけ』 (JUMP j BOOKS)
(2012/10/10)
西尾 維新、暁月 あきら 他

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数日遅れてしまいましたが、時間ができたので感想を。
しかしまあ、この表紙。
アニメも第二期がスタートし、それなりにめだかボックスの知名度も上がって来ましたが、
いざ本屋にこれが陳んでいるのを見て、原作を知らない人の何割が、
あ、これめだかボックスの小説版なんだ~と気づくのだろうか。
そこまで含めて、なんか球磨川の思惑が犇めいているようで気持ち悪い。
この物語の舞台は水槽学園。
球磨川禊が、まだ気持ちが悪かった頃の、お話です。

それでは続きに感想です。


第-1槽 球磨川禊の弾丸を込めた贈り物。

めだかボックスのサブタイトルといえば、
もう言わずと知れた『作中のキャラクターの台詞を使う』ことに尽きますが、
こと小説版に限っては『(登場人物)の(作中の出来事)』というスタイルを、
今後も続けていくという決意表明というところでしょうか。
そして話数も『-1』『-2』と下がっていくようですね。
西尾維新といえば、数字を使う際は漢数字しか使わないのが基本ですが、
こればっかりはマイナス記号と被ってしまうから仕方ないのですかね。
あー、でも前回の小説版も一緒だったっけ?
うろ覚え。

さて本編ですが、この話は安心院なじみの端末の一人、
鉄砲撃との『ロシアンルーレット攻略法考案勝負』。
ストーリーとしては地味ですが、めだかBDのCD特典も同じであるよう、
このスタイルが西尾維新の真髄ともいえますね。
さまざまなキャラクター達が己の思想をぶつけあう。
特に、球磨川禊ともなればそれは非常に興味深い答えを弾きだしてくれるのですが、
その分、こうして感想を書くのが難しくなってくるのが悩みどころです。

そもそも。
この球磨川禊という男は、負けることにこそ美学を感じる人間です。
負けるから自分自身の存在証明になる。
そんな彼が結果として勝つという終わり方を迎えなければならない。
その葛藤を(本人はそんな気全く見せませんが)楽しむ作品という感じでした。
だから最終的な結果。
曲がりなりにも外伝の主人公が、ゲストキャラの頭を自分で撃ち抜かせて自害させる。
そんな結末を迎えるストーリーを語るのは、いささか気分が悪い。
改めて思い直した。
この頃の球磨川禊は、やっぱり嫌いだ。

ちなみに。
鉄砲撃というこのキャラクター。
あまり強気なキャラはストライクゾーンというわけではありませんが、
まずこの「うぷぷ」という笑い方が可愛いですね。
欲を言えば、そんなキャラがガクガク震えながら涙目で、
己のこめかみに銃を突きつけて欲しかったものですが・・・って。
これじゃあ球磨川よりもたちが悪い私の性格がバレる。


第-2槽 球磨川禊のただならぬ温度差。

二話目のテーマは、伝説の剣を引き抜けというお話。
刀を精製するスキル『見囮刀(ソードルックス)』で作られた、
プールの底に突き刺さった剣。
これを引き抜けば、晴れて次のステージへ下がれるというものですが、
多分王道の、それこそ邪道なりに王道のめだかボックス本編だったら、
この剣をどうやって引きぬくのかに知恵を働かせるのでしょうが、
残念ながらこれは邪道に蛇の道を行くグッドルーザー球磨川。
勇者になることなんてどうでもよくて、その障害物に悩む。

今回のゲストキャラである箞木盟。
ていうか、この箞の字が出てこなくて大変でしたw
竹冠に巻かな?(厳密には違いますが)と思ってググったら、
三番目に西尾維新のWikipediaページが出てきて笑いましたが、
ともあれ、箞木盟。
スキルを持たない、安心院なじみの端末。
しかしこの水槽学園。
安心院なじみの端末は八十人もいるみたいですが、
箱庭学園には確か二人しかいないのに、どうしてまたここにはこの数ですかね。
それも今後の鍵を握ってきそうな気がします。

方法として、球磨川のことだからまた変な屁理屈・・・例えば、
プールの水を排してはいけないなら、学園のプールそのものを無かったことにした、
くらいやりそうなものだと思っていましたが、前話の数学?に続いて、
今度は科学のおべんきょう。
今回も、結果として行ったことは最悪なものでした。
ホルマリン漬けとかよりもひどい。
ああいや、どっこいどっこいか。
結果として安心院さんの思惑には打ち勝っているけれど、
多分人として負けてるよあんた。

そんなこんなで上巻。
西尾先生的には下巻ということですが、
この物語は、下の下巻へと続いていくようです。
箱舟中学と違って、この物語がどんな結末を迎えるのか、
まだ誰も知らない。
結局彼はまた負けるのだろうけれど、
どんな格好良い負け方をしてくれるのか、それだけがただ楽しみです。

| めだかボックス | 22:05 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

いやもう、これの感想待ちに待ってました。
毎日確認するのに全然更新されないんで、コミック版人間試験と同じ扱いになってしまったのかと思いましたよ

これ買った時(フラゲ)、表紙の得体の知れない気持ち悪さに引きましたw
でもフラゲされまくったからか、近所の本屋にはまだ並んでません…

今回の話も面白かったです
咲と盟が気に入りました(漢字が面倒だったわけではない)

ただ、あれからアイドルの咲ちゃんまでどうなってなったのか気になりますねw

そして水槽高校の廃校
今回のがこれに繋がるのかどうかも気になります

| PWoNoMd | 2012/10/16 23:06 | URL |

語り部が咲ちゃんってのは、結構意外&はまりました。

マスクを外すと(?)「俺様」の本性が現れる咲ちゃんですが、この「グッドルーザー」=「素晴らしき敗北者」=「球磨川禊」を相手に、どこまで一人称「私」のキャラを通せるんだろう?

会長が球磨川ぢゃあ、咲ちゃんの苦労は絶えないでしょうがね(笑)

西尾作品では、戯言ならいーちゃん、物語なら暦と、男性キャラが語り部をつとめることが多い分(物語の一部は、羽川、神原、千石ですがね)、やはり女性の語り部は新鮮ですねぇ。
※刀語はまだ読んでないんでノーコメント…

PS

ニコニコ動画は、枠外コメントやっぱりうざいので、DVD発売待ちます(T-T)
(私は録画出来てなかったコメントと同一人物です。)

長々と失礼しました。
今後共宜しくお願い致します。

| エンカウンター | 2012/10/17 04:31 | URL |

Re: タイトルなし

> PWoNoMd様
ああ・・・すみませぬ。人間試験もいずれはと思っているのですが。
漫画版の最初の話は須木奈佐木の話がメインになっていたがゆえに、
今回は語り部であるにもかかわらず、その内が明らかになっていないのが謎ですね。
最後の最後でどんでん返しがありそうな予感。

> エンカウンター様
女性の語り部かと思いきや、実は・・・みたいに最後で視点をひっくり返すのは、
不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界にも通ずるところがあります。
いや、そうなると決まったわけではありませんけれど、
どういう風にこの物語の幕を閉じるのかが楽しみです。

| 管理人 | 2012/10/17 07:46 | URL |

なんだかりすかみたいでしたね

| 名無し | 2012/10/17 21:39 | URL |















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