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【感想】パンドラVol.1 SIDE-A こよみヴァンプ やっとの思いで読了!

パンドラVol.1 SIDEーAパンドラVol.1 SIDEーA
(2008/02/04)
講談社BOX

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というわけでやっとの思いで読了です。
長く待たされたこともあって、本当に楽しめました。
化物語のときのあのテンポや、笑いも顕在です。
化物語のときに「僕は被害者じゃなくて加害者だ」と、
よくわからないことを言っていた謎が1年の時を経てようやく解けました。
それでは、続きに感想です。

おっと、ここで情報だけ。
・SIDE-Bは3月下旬発売。『真庭語』巻頭ぶっちぎり書き下ろし。イラストは竹先生。
・その竹先生ですが、2008年内に、画集を出す予定だそうです。詳細は未定。
・人間人間は近日発売予定。『近日』というのはあくまで『講談社の感覚』です。

そのくらいですね。
袋とじに今後の執筆の心意気が載ってましたが、
さすがにそれを言うわけにはいかないので、そこは\1890(税込)で確認してください。
それでは感想です。


『終わりよければ全てよし』などという諺がありますが、
それならば『終わり悪ければすべて悪い』もまかり通るだなんて口が裂けても言えません。
まぁ実際は口が裂けたら言えるものも言えなくなっちゃいますけどね。

なんて西尾先生の後書調を真似てみましたが、私にはあんな天才的な文才はないので、
あとはいつものグダグダ文章でお送りしたいと思いますが…。

まずマジで巻頭ぶっちぎりで傷物語でしたね。
どのくらいぶっちぎりかというと、表紙の裏っ側の部分(なんて言うんだろう?)に目次、
そして口絵にともひ先生の表紙のイラスト、その裏に傷物語の巻頭イラスト、
で、1ページ目からこよみヴァンプのはじまりはじまり~って感じでした。

まず最後の感想ですけれど、後味は悪かった!
読み終えた後、きっと私は苦虫を噛まずに飲み込んでしまったような顔をして、
「あ~面白かった~!」といったことでしょう。

バッドエンド。
西尾先生の作品でこの手法といわれて真っ先に思い浮かぶのはクビシメロマンチストですか。
でもその時とはまた違った後味の悪さをかもし出していました。

とはいえ、化物語のあのテンポと笑いは先に述べたように顕在で、
それがなかったら、究極のバッドエンドストーリーとして、
後世に語り継がれていったことでしょう。

さて、この話は予告通り『こよみヴァンプ』…。
暦がまだ2年生で、戦場ヶ原とはまだ出会っておらず、羽川と出会ったばかりのころの話。
それにしても、羽川とのあの衝撃的な出合い方www
今時あんな出会い方をする漫画を描いたらソッコー没ですよねww
そこは西尾先生の操る素晴らしい言霊たちによって鮮明に繊細に語られるわけで。
そしてそれに動じない羽川。彼女の人となりのすごさはこのときから発揮されていました。
まぁ、これが今回の話の始まりで、始まりの始まりに過ぎないシーンでしたが…。

キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード。
鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼。
怪異殺し。
………ソラで言えるようになっちゃったんですが。
そんな彼女の登場シーンですが、最初は戸惑いましたねー。
化物語では一切しゃべらない彼女が、あんな尊大な態度で暦に話しかける。

「取るに足らん人間ごときが――我が血肉となれることを光栄に思え」

衝撃的な登場シーンでした。
でも、もっと衝撃的だったのが、死にたくない――でしたね。
がらっと態度が変わって、明らかに何か裏がありそうなハートアンダーブレードの泣き声。
でもああなったら誰でも怖くなって首を差し出しちゃうでしょうけどね。

てなわけで、ハートアンダーブレードの従僕になり、3人の対魔師と戦うことになった暦。
ドラマツルギー。
エピソード。
ギロチンカッター。
西尾先生がぶっとんだ名前の外人さんをだすのは、アナザーノート以来ですね。
急場で考えたみたいな名前ですけど。
剣をもったドラマツルギーってなんやのん。

でまぁ、そんなふざけた名前でもプロである彼らに暦がかなうわけなく。
あっさりと殺されそうになってるところに彼が登場。

「――何かいいことでもあったのかい?」


もう格好良過ぎますって!
ただ格好は悪過ぎでしたが。
それにしてもマジで通りすがりのおっさんだったわけで。
でもまぁカッコいいので良しとします。
そりゃあ神原の妄想のネタにもなりますってば。

ドラマツルギー戦。
なんかあっけなかったですね。
でも、最後の方の暦が扉を蹴破るシーンはカッコよかった。
その後、最後のアレも投げてブシャァーっと私的にはやってほしかったのですが、
殺しちゃいけないルールっていうんだから仕方がありませんね。
殺しちゃいけないといえば、やっぱ『HUNTER×HUNTER』を思い出しますね。
ハンター試験の最終選考。まぁあれとはまた違った雰囲気でしたけどね。

んで、その後の羽川との対峙…というか…なんというか…あれはなんだ。
神原が豹変した後の戦場ヶ原のしてくれたことに匹敵するシチュを天然でやってのける羽川。
それはそれでよかったけど…、その後の暦が言った
「僕と友達になったください」
に感動した。軽く泣いちゃったかも…。うん、とにかくよかった。

エピソード戦。
まぁ…その展開はどこかで予想してましたけどね。
なんていうか、もうセオリーですし。
でもやっぱ羽川はすごいですよね。あのアイデアは漫画から得たのか急場で考えたのか…。
漫画ならワンピースのクロコダイル戦を思い出しますね。
砂に水、水に砂…で条件は真逆になっちゃいますけれど。
んで、そのときの暦の眼を思い浮かべたらすごい怖かったですね。
本当に殺すことだけを考えて、人に戻ることすら忘れて、
忍野がこなかったら、これで物語は終了していたわけですね。
んで、お約束のシーン…羽川のおなかに頬ずりする暦はちょっと吹き出しそうになったけど、
それでもやっぱり感動が伝わってきました。泣きました。私が涙もろいだけですけど…。

「新学期に会ったとき、返してね」
萌 え 殺 す 気 か!

ギロチンカッター戦。
西尾作品にここまで残虐なキャラは今までに…いたけれど。たくさんいたけれど。
でも毎回やっぱり嫌な気持ちになりますねー。
そして、それでも暦を助けようとする羽川に感動しつつ…。
あっけない終幕。人であることを捨てた吸血鬼。
ここで思い出したのは、やっぱり『うえきの法則』ですか?
異能学園ものっていったら私は十本指に数えてもいいですね。
ただ想像したらちょっと気持ち悪くなった感は否めませんが…。
あーでも『烈火の炎』の木蓮みたいな気持ち悪さを考えたらマシ…かな?

そんなわけで、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの完全復活。
にして、この物語の終焉の始まり。
400年前、武士っていうとやっぱ刀語を思い出しちゃいましたが、
西尾先生はそういうのはしない主義だと袋とじで語ってました。
でもここからは見るに耐えない展開でしたねぇ…。
倉庫内で悩みに悩み続ける暦、苦悩、悪夢、絶望…いかんとも表現しがたいシーンでした。
でも、携帯のアドレス帳に『羽川翼』の文字。
これには私もぱあぁ…!と表情が輝いちゃいましたね。
そして忍野がいない状況で、さまざまな手法で暦を暗闇の底から救う。
確かにこれじゃあ一生かかっても返しきれない恩ですよね。
……が、またしても暦のありえない要望を飲み込む羽川。
もうやめてくれ…死んじゃうから…!!
これじゃあ八九寺に人畜さんといわれても仕方ない…てか当然ですよ。

そしてキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード戦。
最後の戦い。
これはもう、テクニックがどうのとかじゃなくて、
純粋に痛々しくて見ていられない…という感じの戦いでした。
ただ、戦闘中楽しそうに笑う彼女の姿を見ると、哀川さんを思い出しましたね。
とくに真心と戦う哀川さんを。
そして、羽川の言葉に激昂し、同様し、ハートアンダーブレードは負ける。
暦に、血を吸われる。終わる…はずだったけど。
…ハートアンダーブレードが最初からそのつもりだったことは、
読者の私達からでも気づこうと思えば気づけたわけですが。
何故気づけなかったのでしょうね。
やっぱり心のどこかで、ハートアンダーブレードは悪者という感があったのでしょうか。
かくして、どうしようもない状況に、忍野が解決策を出す。
ただし誰もが幸せになれる解決策じゃなく、誰もが不幸になる妥協策を。

死にたがってる人間を救うことほど、その人にとって辛い現実はない。
『命』が直結するテーマだからこそ、それはこの世で一番残酷なことかもしれない。

「僕はお前を助けない」

には、絶望に声をあげるハートアンダーブレードの姿が目に浮かびました。
とにかく、これで…終了です。
最悪の…終幕です。
最低の…終焉です。
最初の…傷の物語。






と、ここで気持ちを改めて、『刀語大全』をば。
なんというか…これは酷すぎるんじゃあありませんか?
ただしおりを月順にならべただけじゃん。
あとは、平田弘史さんによる『大全』の文字と、
竹先生による『刀大仏』のお蔵だし(←これは素直に嬉しかったけど…)
それから真庭人軍のそれぞれの家紋みたいなやつ?
あれはまぁ、ちゃんとしたカットで出てなかったから、それもよかったけど。
じゃあ頑張ったの竹さんだけじゃないですか。
しかも結果的には、今回頑張ったわけじゃないし。
それに対してパーフェクトワールドの梅吉さんのすごさといったらないですね。
刀語スタッフもあのくらい頑張ってほしかったものです。






それからそれから。
最後の袋とじ。
コレに関しては、袋とじなのであんま詳しく話すつもりはないですけど。
やっぱり12ヶ月連続刊行っていうのは重労働だったんだなーてことがよくわかりました。
そして『水』の話ww西尾先生!気をつけてください!!
それから6000円の話ですが、私は平気なのでお身体を壊さない程度に…がんばって!






そんなところですねー。
まだ他の作品は読んでないのですが、買ったからには全部読もうと思います。
まず手始めに第1回流水大賞受賞『くうそうノンフィク日和』ですかね。
まぁ絵に惹かれたのが理由ですが。
別で運営してるブログにでも感想を書こうと思います。
SIDE-Bは3月下旬ということですが、こんどこそ…頼みますよー?
それじゃーまた、SIDE-Bで!

| 物語シリーズ | 00:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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